見逃した映画

お盆中、ゲオでDVD/BDの新作含むレンタルが1本80円という安さだったので今年の上半期に劇場で観れなかった映画を観た(そのほかのも観た。)てか新作も80円てゲオさん大丈夫なんですか?でも普段の300円以上ってのもちと高い。まぁ今も旧作なら100円で借りられるけど。
で、行ったときには既に借りられてたものも多く観れたのは次の3本。『プリンセスと魔法のキス』『月に囚われた男』『渇き』。どれも劇場で観なかったのが悔やまれる出来だった。
以下感想。

プリンセスと魔法のキス
ディズニーアニメ初の黒人プリンセスとして話題になった本作。やや説教くさすぎるきらいもあるけれど、ジャズミュージックによるミュージカルシーンとディズニーアニメ的表現に富んでいて楽しく観れた。「最終的にはみんなが幸せで終わるんだよね」と思っていたが、「ああこうきたか」と思える捻りのある展開もよかった。


月に囚われた男
デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズの初監督作。主役は(というか実質彼ひとりなわけだが)『アイアンマン2』でトニー・スタークのライバルを演じたサム・ロックウェル。随分と違う役だが、こちらでもとてもいい演技をしていた。
低予算SFだが、映像からはこれがいかにも低予算です!というものは感じさせず、月の風景も宇宙船内の様子も気品が感じられた。出演者1人、場所も限られている、それでもこれだけの質のSF映画はできるのだなと好印象な作品。音楽もよし。


渇き

渇き(かわき)
1. 咽喉に水分を欲する状態。⇒ 脱水 (医療)
2. 転じて、得られないものへの心理的な欲望・欲求の高まり。⇒ 欲
wikipedia

“ヴァンパイアになった神父と人妻の恋愛”といってしまうとなかなかスゴイ設定に思えるのだが、これが非常によかった。これはホントに劇場で観たかった!機会があれば名画座で観ようと思う。
こちらも音楽がよく、尚且つ映像美も素晴らしい。かわいい女優さん(キム・オクビン)がちゃんと脱いでるところも大変よい。

これを観て韓国のキリスト教文化を垣間見たのでちょっと調べてみた。

と意外にもキリスト教は1/4程度。そのなかでもカトリックプロテスタントに別れ、今回はカトリックにスポットが当たっており、こちらはプロテスタントよりも少ないらしい。

ということでその他にも多くの傑作を見逃していることが予想されるが、家でぐーたらしてるぐらいならもっと映画館行って観るべきだと思ったお盆だった。