2014年公開映画ベスト10
毎年恒例の年間映画ベスト10。
今年の劇場鑑賞は65本、ソフトで観たのが14本の計79本。旧作の劇場&ソフト鑑賞は30本で新旧合わせると109本。去年、おととしに比べるとかなりの減少。毎年のことながら見逃し映画の山ができている。「年内に絶対見る」とツイートした「6僕」と「超能力研究部」も結局観れずじまいになってしまった。では以下ランキング。
1位 ほとりの朔子
2位 かぐや姫の物語
3位 ホビット 竜に奪われた王国
4位 とらわれて夏
5位 ファイティング・タイガー
6位 泣く男
7位 ゴーン・ガール
8位 ウルフ・オブ・ウォールストリート
9位 WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜
10位 ザ・ゲスト
『ほとりの朔子』 個別の感想にも書いたが1月に観た時点でベスト1確定だった作品。人物描写や情景の美しさに心を打たれる。2月にソフト化も決定。
『かぐや姫の物語』 去年公開だが観たのが今年なので。誰もが知っている物語でありながら話題になったその作画やキャラクターの感情表現の豊かさから新鮮な気持ちで観ることができた。
『ホビット 竜に奪われた王国』 壮大な指輪シリーズの締めとして『3』を選ぶべきなのかもしれないが純粋に「おもしろい!」と思ったのはこっち。なんといっても川下りシーンが最高。
『とらわれて夏』 いわゆるストックホルム症候群的な物語だが前半後半ではっきりと雰囲気が変わるところが面白い。これまでの作風とは違うジェイソン・ライトマンの器用さに驚いた。
『ファイティング・タイガー』 キアヌを中心とした仲良しグループで作ったアクション映画。いい意味で気張らずに作ったごっこ遊びのようで観ていて楽しい。
『泣く男』 シブい!かっこいい!銃撃戦の音がよかった。
『ゴーン・ガール』 ロザムンド・パイクが素晴らしい。特に膝を曲げてジャンプするところ。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 まったく共感できない人物たちをハイテンションで狂騒的に描き切った快作。この感覚で撮れるスコセッシおじいちゃんはスゴいなぁ。
『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』 成長モノとしてもコメディとしてもシンプルにおもしろかった。
『ザ・ゲスト』 謎のイケメンがありふれたトラブルを爽快に解決する様を気持ちよく観ていたたらあれよあれよと変な方向に……。その雰囲気がよかった。
今年はこんな感じ。1位、2位以外はほぼ順不同ながらどうにかランク付けしてみた。
それではよいお年を。