パリより愛をこめて

予告で初めて観たとき、あのスキンヘッドにひげ面の男がジョン・トラボルタだとわからなかった。本作ではそのジョン・トラボルタが所狭しと大暴れする。
映画はジョナサン・リース=マイヤーズ演じるジェームズ・リースの順調な生活で始まる。映像といい音楽といい、とってもオサレな雰囲気が漂っている。それをブチ壊すのがジョン・トラボルタ演じるチャーリー・ワックスだ。
彼は登場してから最後まで常にハイテンションで銃を撃ち、おどけている。人を殺すのに何のためらいもなく、凶暴な人物なのだが、どこかかわいらしさがあり、ジェームズはそんなワックスや組織に振り回され続けるのである。そしてオレはそんなジェームズ同様「ちょwwおまww」と思いながら観ていたわけだ。
本作のアクションはジョン・トラボルタ自ら行ったそうな。ガンアクションはもちろんかっこいいし、カーチェイスシーンではなかなかギリギリなシーンもこなしている。
あのロケラン、オレもブッ放してーぜ!