ロック、ストック&トゥー・スモーキン・バレルズ

いや、おもしろかった。いかにもイギリス映画という雰囲気。これを観るきっかけは、ガイ・リッチー監督作ということでこの間の「シャーロック・ホームズ」からの流れ。でもこっちの方が全然おもしろい。
まず始まってそうそうイケてるブリティッシュ音楽が流れる。映像も独特の色彩を放っている。それに加えてスローモーションや一時停止、ナレーションなどがこの映画の特徴。なかでも音楽が最高にいい。
トレインスポッティング」もブリット・ポップ全開でよかったが、これもまた負けず劣らずな音楽が流れる。本作で使われている歌やミュージシャンはほとんど知らないけど本当にいい。
またストーリーもおもしろくて、いやいやこんなうまいこといかないだろ、とは思うけどそんなことはどうでも良くなるような滑稽さがある。映画に出てくる人たちは皆簡単に人を気絶させるけど、やっぱりそれはそんな簡単なことじゃないんだなって思った。人をポカスカ殴るっていうのはすごい笑える。「ショーン・オブ・ザ・デッド」でもクイーンの「Don't Stop Me Now」に合わせてゾンビを叩くシーンがあったけどあそこには爆笑した。*1
サントラほしい!!

*1:これも音楽がいい映画だった。