トイ・ストーリー3

できれば観たその日中に感想をまとめたいもんだけどまあしょうがない。観た順にぼちぼちまとめよう。これを観たのはもう4日ぐらい前。ちゃんと『1』と『2』をバッチリ復習してから『3』を観た。全て吹き替えで『3』は3D。『トイ・ストーリー』シリーズは吹き替えの印象が強い。
さて、今回ウッディらの持ち主アンディは17歳でおもちゃではもう遊ばないけど、捨てることもできずにいる。これはオレもそうだからすごくよくわかる。捨てられないのよねー。
で、またも“ちょっとした手違い”からウッディらの冒険が始まるわけだ。しかも今回の冒険はかなりハード。それを力を合わせて乗り越えていくと。
今回はシリーズでお馴染みのキャラに加えて(いないのもチラホラと)新キャラがたくさん登場。そん中にはアイツもいるがセリフはなし。このシリーズはやっぱりキャラクターがとても魅力的。この個性的なキャラクターたちがイキイキと動きまわってるだけでもじゅうぶん楽しめる。今回の冒険ではそれぞれの特徴/能力も存分に発揮されていて、さらにそこに涙あり笑いありなんだからたまらんね。伏せん回収も実に見事。
涙あり笑いありといったけど、「笑い」に関していえばより笑えたのは過去2作。家で観たってのもあると思うけど爆笑したので。で「涙」でいえば本作の勝ち。まあ厳密には涙は流してないけど感動はスゴい。家で気兼ねなく観たらこっちも爆笑するかも。
あぁあとワンカットワンカットがこれ以上ないくらい完璧だと思う。切り取り方がうまいっていうか。構図やら配色やら、表情やらシチュエーションやらが本当にきまってる。映画だからそりゃそうかもしんないけど。本編のどこをとっても宣伝スチールにできるレベル。
ピクサー史的にも映画史的にも記念すべきシリーズの完結編ということでプレッシャーは相当なもんだったろうが、このような最高の作品に仕上げたリー・アンクリッチ監督。やりますなぁ。

それとランドにあるトイ・ストーリーのアトラクション。あれおもしろいよねぇ。まだレベル3が限界だけど。